暦と干支のしくみ

年賀状では1月1日から新しい干支になりますが、四柱推命や九星気学では立春を一年の境目とします。なぜ違うのでしょうか。
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1.干支の一年は立春から始まる
古代中国の暦では、冬至から次の冬至までを太陽の一年とし、それを24等分した二十四節気で季節を表しました。現在の二十四節気は太陽の黄経を15度ずつ区切る定気法で、日本では天保暦(1844年)から採用されました。そのうち「立春」は春の始まりで、新しい一年の始まりとも考えられました。
そのため干支による占いでは、立春の前日である節分までは前年の干支として扱います。たとえば2026年1月20日生まれの人の年の干支は、丙午ではなく前年の乙巳になります。
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2.月の干支は節入りで替わる
月の干支も、カレンダーの1日ではなく、二十四節気のうちの「節」(立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒)で切り替わります。これを節月といいます。
| 節月 | 始まりの節 | 2026年の節入り |
|---|---|---|
| 寅月 | 立春 | 2月4日 5:02 |
| 卯月 | 啓蟄 | 3月5日 22:59 |
| 辰月 | 清明 | 4月5日 3:40 |
| 巳月 | 立夏 | 5月5日 20:49 |
| 午月 | 芒種 | 6月6日 0:48 |
| 未月 | 小暑 | 7月7日 10:57 |
| 申月 | 立秋 | 8月7日 20:43 |
| 酉月 | 白露 | 9月7日 23:41 |
| 戌月 | 寒露 | 10月8日 15:29 |
| 亥月 | 立冬 | 11月7日 18:52 |
| 子月 | 大雪 | 12月7日 11:52 |
| 丑月 | 小寒 | 2027年1月5日 23:10 |
月の十干は、年の十干によって決まります。たとえば甲や己の年は、寅月が丙寅から始まります。
3.日干支は二千年以上途切れていない
日の干支は、閏月や改暦があっても影響を受けず、60日周期で淡々と続いています。少なくとも春秋時代(紀元前8世紀)の記録から現代まで、日の干支は途切れずに続いていることが確かめられており、殷代から連続しているとする見方もあります。
4.旧暦との違い
旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠けを基準に月を決め、季節とのずれを閏月で調整します。一方、節月は太陽の動きだけで決まるため、季節と常に一致します。干支の月は旧暦の月ではなく、節月であることに注意しましょう。
今日の干支や縁日は干支カレンダーで確認できます。
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