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干支(えと)とは

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「今年の干支は何?」と聞かれて動物を答える人は多いでしょう。しかし本来の干支は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60通りの呼び名です。

このページの目次

1.干支は「干」と「支」の組み合わせ

「干支」の「干」は十干、「支」は十二支を指します。十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類です。

この2つを、甲子・乙丑・丙寅……と1つずつずらしながら組み合わせていくと、10と12の最小公倍数である60で一巡します。これが六十干支です。

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2.なぜ「えと」と読むのか

十干は、陰陽五行の「木・火・土・金・水」をそれぞれ陽の「兄(え)」と陰の「弟(と)」に分けたものです。甲は「木の兄(きのえ)」、乙は「木の弟(きのと)」というように読みます。この「兄(え)」と「弟(と)」をあわせて「えと」と呼ぶようになりました。

本来は十干のことを指す言葉でしたが、いつしか干支全体、さらには十二支だけを指して「えと」と呼ぶのが一般的になりました。

3.「今年の干支」は動物だけではない

たとえば2026年の干支は「午(うま)年」とよくいわれますが、正確には丙午(ひのえうま)です。2024年は甲辰(きのえたつ)、2025年は乙巳(きのとみ)でした。同じ午年でも、丙午は60年に一度しかめぐってきません。

4.干支は年だけでなく月・日・時刻にもある

干支は年だけでなく、月・日・時刻にも割り当てられています。日の干支は、少なくとも春秋時代の記録から途切れることなく60日周期で続いており、「甲子の日」「庚申の日」「己巳の日」などの縁日や、暦注のもとになっています。

生まれた年・月・日・時刻の4つの干支を並べたものが「四柱(しちゅう)」で、これを読み解くのが四柱推命です。

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5.干支の歴史

干支の起源は古代中国の殷(商)の時代にさかのぼり、甲骨文字にはすでに日付として六十干支が刻まれています。日本では、5世紀の稲荷山古墳出土鉄剣に「辛亥年」(471年とする説が有力)と刻まれるなど、早くから干支で年を記していました。暦法そのものは6世紀に百済から伝わり、602年には百済の僧・観勒(かんろく)が暦本や天文地理書をもたらしたと『日本書紀』に記されています。

現代でも、甲子園、戊辰戦争、壬申の乱、辛亥革命など、干支を名前に持つ施設や歴史的事件が数多くあります。

まとめ
  • 干支=十干(10種)×十二支(12種)の組み合わせ
  • 組み合わせは60通りで、60年で一巡する(還暦)
  • 年・月・日・時刻のすべてに干支がある

6.よくある質問

干支と十二支の違いは何ですか?

十二支は子・丑・寅など12種類の記号です。干支はこの十二支に十干(甲・乙・丙など10種類)を組み合わせたもので、全部で60通りあります。

2026年の干支は何ですか?

2026年の干支は丙午(ひのえうま)です。2027年は丁未(ひのとひつじ)です。

干支はいつ切り替わりますか?

一般的には1月1日で切り替わるとされますが、四柱推命や九星気学では立春(2月4日ごろ)を一年の始まりとします。

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